税理士業界へ転職するタイミングはいつが良い?

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税理士業界へ転職するタイミングはいつが良い?

現在の税理士業界はひと昔前とは違い、売り手市場で、求職者有利の市場は、今後も継続するといわれています。

よって、税理士業界では1年を通して、求人募集はある状況です。
その中でも特に求人が多いとされる時期は、年に4回あります。

今回は、その4回の求人の波についてお話したいと思います。

年に4回の求人の波がありますが、その波によって、ポテンシャル層を多く求める時期や経験者層を多く求める時期がありますので、以下ご参考にしてご転職活動をしてください。

➀税理士試験後の8月~9月
ポテンシャル層>経験者層

税理士試験後の8月以降は、どちらかというと、ポテンシャル層を求める傾向があります。税理士業界での経験がなくても、やる気があり、年末以降の繁忙期に少しでも戦力になってくれる人材を求める傾向があります。

②税理士試験の合格発表後の12月~1月
経験者層>ポテンシャル層

年末以降は繁忙期になるので、人材を育てる余裕が事務所側には無くなるため、繁忙期を乗り切るための即戦力層が求められ、経験者が有利になる傾向があります。

➂確定申告後の3月中旬~4月上旬
経験者層>ポテンシャル層

確定申告終了後までは現職で頑張りますという層が退職する傾向があり、決算対応に向けても経験者が求められる傾向が強いです。ただ、教育体制が整っている事務所ではポテンシャル人材を新卒や第二新卒として受け入れる事務所もあります。

④決算対応後の4月下旬~6月
ポテンシャル層=経験者層
決算対応後は次の繁忙期に向けての戦力強化や、繁忙期が落ち着き、クライアントの担当者を変更する事務所もあるので、ポテンシャル層も経験者層も同じ程度求められる傾向がありますので、自分に合った求人を見極めて動く必要があります。

ワンポイントアドバイス

会計・税理士事務所の求人は、一般事業会社と違い、比較的1年を通して求人があります。
さらに売り手市場なので求職者有利の市場なので、採用する事務所側の面接回数やスケジュールが短縮され、早期に内定を出す事務所も増えて来ています。
入社後のミスマッチを避けるためにもしっかりと面接で自分の今後のキャリアビジョンや働く上での価値観を伝え、この事務所であれば、自分のキャリアビジョンが叶えられ理想的な働き方ができるとイメージできる事務所を選択するようにしましょう。